父と角島
今年、僕自身36年間の中で、家族史上２度目となる小旅行として、
角島へ行ってきました。
僕の家族（父・母・妹・自分）は家族旅行というものにほぼ行った事がありません。
僕の家族史上初の旅行だって、今年の春初めての出来事でした。
その理由は単純明快。
父親が全く興味が無かったから。
父親とは、初詣に隣町の神社へ行く途中、数十分待たされただけで
父が怒り出して引き返すことになってしまった以来、
僕自身、そもそも一緒に行きたくないとすら思っていました。
小学生だった僕ですら我慢できたのに、この父親はそれすら出来ないのかと、
子供心ながらに思っていたものです（苦笑）
それが、妹が結婚して孫が出来た事や、
なにより、父親自身が歳を取った事もあってか、
角島という、片道２時間もかかる場所に行くというのだから、
本当に変わったんだなぁ・・と思わされました。
本当変わった。
還暦超えてアラ70へ向かってる人とは思えないもの（色んな意味で。）
角島まで片道約2時間の間、
性格が完全に変わることは当然ないので、テンションが下がって行く感は当然あるものの、
ちゃんと空気を読んで、ただ大人しくなるだけの父。
本当別人のようです。
角島大橋へ。
綺麗な海に伸びる白い橋が印象的な素晴らしい場所でした。
しかも、この日は天気にも恵まれまくり・・
美しい風景と引き換えに、僕は１キロ痩せました。
還暦超えてしまってからにはなってしまったけど、
二人をこういう場所に連れていくことが出来るようになって本当に良かった。
絶景を前に黄昏る父。
ここら辺の行動は、正直身に覚えがあるというか、
この父にしてこの子（自分）ありって奴なのかなと思いました。
ストレッチをする父。
妙に若々しい父ですが、
食生活に気を使ってるかと言うと、
夕食を食べて、酒飲んで、ツマミでポテトチップス食べた後に、カップラーメンを食べて・・を現在も繰り返すような人です。
これで家では誰よりも健康という・・。
まぁ、人生ってそういうものなのかもしれない。
飽きた父（笑）
でも、昔はこの状態になると必ず次は怒り出していたので、本当変わったなと思います。
帰りに平戸市場によりました。
僕自身、ここに行った事が無かったので個人的には凄くワクワクする場所でした。市場って楽しい。
ここは個人的にまた行きたいな。
またこうやって、
時間を共有できる日を作っていきたいです。